O’Reilly Mediaが主催する出版関連のカンファレンスTOC2009が2009-02-09.. 10に開催された。

O’Reilly Tools of Change for Publishing Conference 2009
http://www.toccon.com/toc2009

配布資料をいくつか読んだのでメモ。

Presentation Files
http://www.toccon.com/toc2009/public/schedule/proceedings

良い現状のまとめ。3.5.

  • “People are paying for access to to information”.
  • “Safari is O’Reilly’s #2 channel (behind only Amazon) in revenue returned to publisher and authors”

良いアドバイス。3.5.

  • 友人のお奨めはどんなメディアでも効くが、オンラインではより 強力になる。
  • オンラインではレビューも力を増す。
  • オンラインメディア担当は、衝動的ではなく計画的に買う人に 訴えかけよう。

ePub形式の良いおさらい。3.0.

  • XMLベースでリフローする。PDFとは違う
  • “EPUB is an OPS/OPF publication in an OCF container”
  • DRMはオプショナル。ePubの外側でやるもの

Fahlgrenさん:

  • ebookならリンクしろ
  • スタイルは技術的制限をよく知ったうえで判断しろ
  • とにかくリンクしろ

考え方が面白くて共感する。4.0. 特に前半。参加しよう・参加を促進しよ う、と読んだ。

  • 本の読み書きは社会的活動である
  • 本は関係性である
  • “What is published will become less about the books than the people who read them.”
  • “We have to think of (IP) rights in a new way.”

本全体が落ち目ななか、ebookは伸びているというデータ。3.5.

Adobe的な意味でクリエイティブな若者のケーススタディ。2.5.

2.5.

  • 本の内容がオンラインになれば、引用しやすくなる。
  • 取引のコストが極端に下がれば、今までなかった新しい市場が生まれる。

3.0.

  • “Content isn’t king; Conversation is.” – Cory Doctorow

時間がない人は”Reasons To Be Excited”、”Manifesto 2.0”、”Literature as a (Web) Service”あたりを読むとよいかも。